おまけ
物質量の基準の覚え方・・・モル川柳
1molの 個数を逆から さんにがろく (1molの個数は6*10の23乗個)
1molの 重さはO量 グラム付け (1molの質量は原子量・分子量・式量にgを付けたもの)
1molの 気体の体積 ににんがし (1molの気体の体積は標準状態で22.4L)
物質量は もるこぐり(mol 個 g L ) の比例計算(比例表)で求めよう
代入未定係数法・・・複雑な化学反応式の係数決定法で未定係数法の変形(代入法を加味し計算を簡略化)
(例) Cu+HNO3→Cu(NO3)2+NO+H2O
1.まず複雑そうなところ,この場合はCu(NO3)2の係数を1とする。これを元に他のところを決定する。
この場合はCuの係数が1のみ求まる。
2.決定できなかったところの係数をa,b,c,・・・とし,原子の個数で方程式をつくり,解く。
1Cu+aHNO3→1Cu(NO3)2+bNO+cH2O
H: a=2c・・・i N: a=2+b・・・ii O: 3a=6+b+c・・・iii
ii と iii より,3a=6+a-2+c 2a=c+4 これと i より 4c=c+4 c=4/3 a=8/3 b=2/3
3.係数は整数より全体(1も含む)を分母の最小公倍数倍(この場合は3倍)する。
3Cu+8HNO3→3Cu(NO3)2+2NO+4H2O
強酸・強塩基の覚え方
強酸 龍(硫)ガ延焼(塩硝) (硫酸が二価,塩酸・硝酸)
強塩基 カバ(Ca・Ba)ガ鳴く(Na・K) (Ca・Baが二価,Na・K)
反応川柳
酸・塩基 OHなしで 水素イオン
化学では 酸化還元 酸化数
高校の 酸化還元 電子移動
化学平衡川柳
平衡は 前・変・平・の(濃) 四段活用
ルシャトリエ 平衡移動は 少し逆
金属イオンの分離の標準例
各種金属の単価(理科器具屋のH10のカタログの平均値: 円/g)
元素 | K | Ca | Na | Mg | Al | Zn | Fe | Ni | Sn | Pb | Cu | Hg | Ag | Pt | Au |
単価 | 60 | 80 | 8 | 7 | 3 | 2 | 45 | 200 | 4 | 8 | 15 | 200 | 2700 | ||
元素 | Li | Se | Ti | ||||||||||||
単価 | 240 | 130 | 45 |
物質の溶解性
水 | エタノール | n-ヘキサン | |
NaCl | ○ | × | × |
ヨウ素 | × | ○褐色 | ○赤紫色 |
グルコース | ○ | × | × |
ナフタレン | × | ○ | ○ |
塩化銅 | ○青色 | ○黄緑色 | × |
小テスト
小テスト1-6
原子量の計算の簡略化(仮平均法)
相対質量M(存在比a%)と相対質量N(存在比100-a%)の場合
M*a/100+N*(100-a)/100=Ma/100+(M+(N-M))*(100-a)/100=Ma/100+M(100-a)/100+(N-M)*(100-a)/100
=M+(N-M)*(100-a)/100
例:質量数12の炭素(12,98.80%)と質量数13の炭素(13.003,1.10%)の炭素の原子量
12*98.90/100+13.003*1.10/100=12+1.003*1.10/100=12.011033 12.01