鉄くぎのさびる様子
1.はじめに
くぎのさびる様子を寒天のかわりにポリビニルアルコール(PVA)の洗濯糊で行った実験を紹介する。詳細については下記の参考文献を参照してもらいたい。
2.準備
PVAの洗濯糊,シャーレ,ビーカー,くぎ(鉄製の物と亜鉛メッキの鉄製の物),フェノールフタレイン溶液,フェリシアン化カリウム,6mol/lの塩酸
3.実験
(1) ビーカーにPVAの洗濯糊を100ml,フェリシアン化カリウム0.02g,フェノールフタレイン溶液1滴を入れよくかき混ぜる。
(2)亜鉛メッキの鉄製のくぎの半分を6mol/lの塩酸に数秒ひたし亜鉛メッキをとる。
(3)シャーレ(1)の溶液を入れくぎを置く。(次の写真は左上の物が亜鉛メッキの鉄製のくぎを処理した物)
(4)1時間程度放置する。(亜鉛メッキの鉄製のくぎを処理した物は処理した周囲が赤くなっており他は所々青くなっている。)
(5)参考1日後
4.参考
長期間保存できるものを目指したがフェノールフタレインの赤色は水が蒸発するに連れて消えてしまった。
5.参考文献
日本化学会編「化学実験虎の巻」丸善(1991)p.119-124
このページは です
無料ホームページをどうぞ