超小型電池の作製(その2)  アルミ箔と銅線・酸素系漂白剤による電池

 

1.はじめに

 身近な素材を使った安価で簡単にできる電池を紹介する。ホームセンター等で手に入る素材で低電圧・低電流で作動する電子メロディーが数分間鳴る条件で再度模索した。アルミ箔と銅線・酸素系漂白剤による電池も電子メロディーがなんとか作動した。作成費も1個あたり約1.1円であった。

2.準備

 アルミ箔,ティッシュペーパー,径1mmの銅線,水道水,酸素系漂白剤,耳かき,電子メロディー

3.実験

  (1) 銅線にティッシュペーパーを巻き、水道水を2滴たらす。

 

  (2) アルミ箔の上に酸素系漂白剤を耳かき1杯分置き、1のティッシュペーパーをおおうように巻く。ただし,銅線とアルミ箔は直接触れないようにすること。

  (3) 銅線が正極,アルミ箔が負極とした電池になる。電子メロディーにつなぐと数分間鳴る。

 

4.考察

 酸素系漂白剤には次の写真のように過炭酸ナトリウムと言う物質が含まれており、酸化剤として作用する。この物質は炭酸ナトリウムと過酸化水素の混合物であるらしい。ただ、口に入れないようにする必要がある。また、反応が進むとティッシュペーパーの一部が青色になり、銅が溶けだしているようだったのでこれについても考慮する必要がある。

 


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